プラスアルファ・コンサルティング

プラスアルファ・コンサルティング:2024年9月期 決算(2024/11/08)

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参考

2024年9月期 決算短信
2024年9月期 第4四半期 決算説明資料
IRのよくあるご質問と回答

【QAあり】プラスアルファコンサル、4Qの営業利益率は32.6%と高水準を維持、業績進捗・KPIはほぼ計画通り推移HRSの成長が牽引(ログミーファイナンス)

2024年9月期 業績(予想比)

単位:百万円予想実績予想比
売上13,80013,9140.8%
営業利益4,8004,540-5.4%
経常利益4,8004,540-5.4%
純利益3,2503,093-4.8%

営業利益下振れ。
3Q時点で進捗的に厳しかったからそんなもんか。

2024年9月期 業績

単位:百万円2024/4Q前期比利益率
売上13,91424.6%
営業利益4,54022.3%32.6%
経常利益4,54023.4%32.6%
純利益3,09318.1%22.2%

比較的前年に近い営業利益率。

2025年9月期 業績予想

単位:百万円2025/4Q前期比利益率
売上17,73027.4%
営業利益5,60023.3%31.6%
経常利益5,60023.3%31.6%
純利益3,90026.1%22.0%

今回の会社予想だと
売上17,730、営業利益5,600との事だけど、
当初の会社発表の中期成長イメージでは、2025年度に
売上16,700、営業利益6,450って語られていたんだよね…。

2023年9月期 第4四半期 決算説明資料p.53より

「各ソリューションにおいては差別化につながる独自機能の開発を継続的に行うだけでなく、足元では特にタレントパレット事業においては顧客数を大きく拡大させており、この状況を継続させるため認知度を高めるためマーケティング費用の投入や人員採用を積極的に行っていく予定です。」

2024年9月期 決算短信p.5より

当初の見通しとのブレの要因が気になる。

中長期イメージとの差異

IRに問い合わせるまでもなく、先手を打って答えが掲載されてた。

利益見通しは引き下げたものの、その内訳としては、
ヨリソルやそれ以外の新規事業や M&A 関連費用など、将来の成長に向けた投資を大きく見込んでおります。
既存のコア事業については、高い成長性・収益性を維持していく方針に変わりありませんが、前期実績を踏まえ、成長を維持するための投資(人員増、マーケティング費用等)について、一部追加で必要な費用を反映しております。

IRのよくあるご質問と回答より

新規投資と競合対応でコスト増。
これは必要な事だけど、この内容だと利益成長の鈍化は一過性じゃなくて継続する可能性が高そう。

計画は保守的か?追加コストの可能性は?

タレントパレット事業やヨリソル事業については、成長スピードを加速していくこことや、競争環境の変化に対応していくため、例年以上に投資していくことを前提としています。

ただ織り込んだ投資は想定される最大限の水準でありますので、
それを超えて拡大する可能性は低いこと、
現状の売上前提は、従来想定からほぼ据え置きとしており、
上記投資による増加効果を織り込んでいないこと、
M&A関連として想定した費用については、具体的な案件次第ですが、
2024/9期実績との比較でも十分な水準としていることなど、
十分なバッファーを見込んでおります。

2024/9 期の会社想定の利益が未達であったことを踏まえ、
2025/9 期の計画は必達との認識のもと、保守的な設定としております。

IRのよくあるご質問と回答より

競合対策の為にとしてかけたコスト。
→これは売り上げを競合に取られないために必要なコスト、考え方としてはニュートラルかな。
加速するためのコスト。
加速して売り上げが伸びれば、その分は計画から超過するか。
そんな感じ?

何にしても保守的ではあるみたいだから、伸びしろはありげ。

感想

一般論として最近思うんだけど、業績予想は基本的にレンジにしたら良いと思う。
その方が分かりやすい。保守的ですか?って質問も出ない。

後これは個人的な愚痴でもあるんだけど、保守的な見通しを出して株価はストップ安にして、後日計画を上回った分を決算説明でドヤる。
そういうのも辞めて欲しい。

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