参考
2026年12月期 第2四半期(中間期)決算短信
2026年12月期 第2四半期決算説明資料
[書き起こし]ユナイトアンドグロウ(4486)IRセミナー&質疑応答 2026.8.23
業績(2026年12月期第2四半期)

1Qに引き続き進捗率が良い。
営業利益進捗率が2Q時点で58%はかなり高い数字。
ここ数年で50%を超えた年は無い。
前年同期比で営業利益率も2.3ポイント上昇。
この辺りは価格改定の適用による稼働単価の上昇、シェアード社員の増加が寄与との事。
2Qの季節性を復習
2Qに新卒が入社する事で、一時的に全体の稼働率が低下して、若手比率の上昇で平均の稼働単価も上がりにくい傾向がある。
採用費用や初期研修費用が先行して計上される事で、2Q単体での利益率は圧迫されやすい。
下期の見方
戦略的成長への活動・設備投資・採用進捗を保守的に想定。
価格改定の適用に伴う稼働単価の上昇に加え、シェアード社員の増加による増収効果が寄与する見通し。稼働率は保守的に想定。
人件費の上昇や、人材採用に伴う人材関連費用、設備投資等の販管費の増加を見込む。
決算説明資料のp.19、20より。
規模の拡大へ
株ベリーのIR説明会で、大阪、名古屋、東海、仙台などの地方にも展開していく話があった。
これは事業拡大が期待される一方で、現場の混乱や獲得人材のミスマッチも生まれやすい。
慎重に見守っていきたい。
突然、大阪や名古屋で何十人、何百人と人が増えるわけではございません。大きな目的の1つは社員の定着率を高めることで、そのために地方展開を行い、ここなら長く働けると思っていただきたいという狙いがございます。
[書き起こし]ユナイトアンドグロウ(4486)IRセミナー&質疑応答 2026.8.23より
一応こういう発言もあるから、ひとまずは会社として推進しつつも慎重に進めていくような気がする。
地方戦略についてはその地域に非常に強い影響力を持っている企業様とパートナーシップを組んで、顧客開拓をしていく予定です。
[書き起こし]ユナイトアンドグロウ(4486)IRセミナー&質疑応答 2026.8.23より
これまで自分たちがリーダーシップを取って仕事をしていたのが、パートナーと組んで上手くいくのか。これもしっかり見守りたいポイント。
大量採用による現場の混乱は無いか
最近は、4月に急激に人が増えると、それに対してすべてのサポートがうまくいかない場合もありますので、新卒入社の方々に、1月から働いてみませんか、何かあれば4月ではなく6月や7月スタートでも構いませんよ、といったご提案をしております。
[書き起こし]ユナイトアンドグロウ(4486)IRセミナー&質疑応答 2026.8.23より
入社タイミングの分散をする事で、現場の負担を減らす努力はしている模様。
とは言え数か月で一人前になる訳じゃないだろうし、新人対応に追われて疲弊した既存社員が離職の連鎖をするようなケースに注視。
離職者数を追っていきたい。
ブランディング投資
今年度は数千万円ほど、来年度は何を実施するかにもよりますが、億単位の投資もあり得るということで現在検討中です。
[書き起こし]ユナイトアンドグロウ(4486)IRセミナー&質疑応答 2026.8.23より
これからサービスを全国化していくにあたり、打ち出し方をある程度しっかり再設計しまして、もしかしたら会社名も変わるかもしれません。ゼロベースで考え直したうえで、より採用に強いブランドイメージを構築すべく、現在準備中でございます。
こういうの聞くとますます不安になる…。
稼働率の話
ちょっと長いけど、全部引用させて頂く。
Q. 稼働率をもっと上げて、社員にもっと働いてもらう計画はないのでしょうか。
A. まず前提として、シェアード社員は全員を無期限に雇用し続ける、普通の社員雇用になっております。今お出ししている計算式のなかで、一番分かりやすいのは稼働率というところですね。正社員雇用ですから、ほとんどのメンバーはフルタイム雇用です。一部、子育て中など事情があって、1カ月でいうと160時間ではなく140時間、120時間という人材もおりますが、これはあくまでも一時的なものですので、ほとんどのメンバーは月曜から金曜まで、1カ月あたり160時間の雇用契約だとご覧いただきたいと思います。
そのなかで稼働率は65.2%ですので、34.8%はお客様に課金をしていない時間でございます。これは何をやっているのかというと、学習、移動、それから社内の何らかの仕事に絡んで人材採用を手伝ってもらっている、管理部門関係の仕事に携わっている、教育の先生をやってくれているなど、さまざまな間接業務がありまして、これを社員みんなで分け合ってやっております。また、新しく入ってきたメンバーはしばらく研修がありますので、その間は売上を立てていないということもございます。
これが全員完全に売り切れてしまうと、コロナの頃にそうなってしまったのですが、次から次にお問い合わせが来るのにヒアリングに行く時間も取れない、お断りせざるを得ない、せっかく新しい面白そうな業種の企業様から問い合わせが来ているのに誰もアプローチすらできない、という非常にまずい状態になります。その時の稼働率がだいたい72、73%だったのです。ですので、70%を超えるとみんな苦しくなってしまいます。助けてくださいと言われているのに誰も助けられないという、救急医療センターのような状態ですね。不思議なのですが、みんな悲しくなってしまいます。社内SEをハッピーにするために作った会社ですので、それはダメだということで、天井が70%、ボトムが64%、65%というなかで推移するのが健康な状態だと考えております。
もっと働かせればいいじゃないかというご意見もあるかもしれませんが、そうしていると逆に人員が疲れ切ってしまいますので、健康な状態を保ちたいというところでございます。
[書き起こし]ユナイトアンドグロウ(4486)IRセミナー&質疑応答 2026.8.23より
この考えで稼働率をちゃんとコントロールできれば、社員が疲弊する事は無いかもしれない。
契約負債について
契約負債と書いてあるところが、お客様からお預かりして、まだ人間の稼働に転換されていない、売上が立つ前の前受金という形になります。
[書き起こし]ユナイトアンドグロウ(4486)IRセミナー&質疑応答 2026.8.23より
今、7億円ほどお預かりしていると思います。
用語について確認。
感想
価格改定して、それで顧客離れが起きていないのは強い。
付加価値がお客様に評価されているって事だと思う。これは強い会社。
進捗率からは通期会社計画に対して上振れ着地が期待される。
それに対して費用投下で特に上振れなく着地する事が、がネガティブに映って株価が下がる可能性。
後は何だかんだで通期決算がどんな数字だろうと株価が下がるパターンは想定しとくかな。
拡大路線の発表は投資家目線でとてもポジティブだけど、繊細な側面もあるから注視。
会社としても慎重に進めていくとの事だけど、投資家としては注意深く注視が必要。


コメント