参考
2025年3月期 第3四半期決算短信
2025年3月期 第3四半期決算説明資料
業績
単位:百万円 | 2025/3Q | 前期比 | 進捗率 | 利益率 |
売上 | 2,064 | 13.9% | 73.7% | |
営業利益 | 753 | 0.1% | 64.4% | 36.5% |
経常利益 | 753 | 0.0% | 64.4% | 36.5% |
純利益 | 500 | -1.0% | 63.8% | 24.2% |
売上は進捗も成長率も想定線だと思う。
営業利益は良くないように思う。その流れで各段階利益も悪い。
2021年度から続いていた営業利益率40%オーバーも、この状況だと今期は無理っぽくない?
通期も各利益は下振れで着地になりそうな印象。
コスト要因

決算説明資料p.7に「クラウドインフラコストが大幅に増加」って書いてある。
p.8に「円安・クラウドサービスにの増加に伴いクラウドインフラコストが大きく増加」ともある。
つまりAWSに値上げがあったとかそういうんじゃなくて、
円安のネガティブな影響で運用コストが上がった、更に言うとクラウド比率が高まってるから円安の影響を受けやすくなった。
って感じかな?
疑問点
何故3Qに来て一気にコスト増となったのか。
ドル円が10月に143円スタートだったのが、12月末は157円に上がった事が要因?
コスト増による影響は継続的と見るべきなのか。
仮に円安が主因なら、為替次第と言った所やろかね。
日銀も利上げして円が強くなるか、トランプ円安ラリーとなるか。
因みに株探のドル円レートによると、
2024年1末で147.24
2024年2末で149.92
2024年3末で151.34
2025年1月23日の為替レートが156円とかその辺。
サービス別

25年度は、1Qからクラウドの売上がアジャイルワークスを上回る規模にまで成長してきてる。
クラウド比率が高いという事は、その運用コスト・為替の影響も大きくなる。
原価率と販管費率
2023/3Q | 2024/3Q | |
売上高 | 1,812,323 | 2,064,612 |
売上原価 | 518,273 | 691,374 |
原価率 | 28.6% | 33.5% |
販売費及び一般管理費 | 541,090 | 619,764 |
販管費率 | 29.9% | 30.00% |
損益計算書より計算。
株価
確か発表当日のPTSは7%台の下げで、翌日の東証終値は-8.6%。その次の日は+0.4で引けて戻らず。
感想
端的に言って、円安が悪い、植田が悪い、日本の政治が悪い。って感想。
ま~、ここからドル円160円だとかそういう世界はあまり考えてないけど、分かりませんな。
通期終わって、為替が170円とか行ってたらどんな事になってるやら。
逆にいつかドル円100円時代に戻ったら、それはそれですごい事になるんかな?
とりま通期の売上は予想通りで、営業利益ほか各利益は下振れと予想。
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