ドル円が5円下がったら損切りするとか、株価が20%下がったら損切りするとか。そういう考えあるじゃない?
この、自分のポジションに対して一定の幅を超えたら損切りするやつ。これは良くないんだよね。
何故ダメなのかって言うと、完全に自己都合の損切りだから。そこに優位性が無いわけ。
こういった自己都合の損切りが増えちゃうと、売買する分コストが積みあがっちゃうよね。これってトータルで負ける要因の一つなんだわね。
例えば株(FX)で10円(銭)上がったら利食い。10円 (銭) 下がったら損切り。勝率は50%。
こういうのを機械的に繰り返したらどうなるか。
手数料やスプレッド(売り買いの差)で資産がどんどん毀損していくんだよね。行きつく方向は0になる。そゆこと。
確かに大きな損失を出すと取り返すのが大変だから、大火傷しないように損切りポイントを設定するのは悪くないように思うよ。
でも、そういう資金管理上の理由で損切りポイントを設定するぐらいだったら、資金管理の方法としては最初からポジションサイズを小さくするのがベター。
例えば100万円じゃなくて20万円分にしておくとかね。
これなら20%下がって20万円の損失が4万円の損失になるから、損切りが必要なくなるかもしれない。
無駄に売買を重ねるのはデメリットしかないから、損切りする理由は考え直してみよう。
って事で自分のポジションに対して設定する注文には優位性がないから、やるならやるにしてもそれを踏まえて相場に挑みたいね。
ま、自分も遊びだったりギャンブル的にエントリーする時は損切りポイントを設定するのは内緒。
そういうエントリーの仕方になると大火傷が怖いわね。投資として良いエントリーの仕方じゃないし、人に勧められるもんじゃないけど。
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