コタから2021年3月期第3四半期決算と、株式分割のリリースがあったから両方まとめて確認するぽ。
参考
2021年3月期 第3四半期決算短信
業績予想の修正に関するお知らせ
株式分割
最初に簡単なこれから振れましょう。
配当据え置きの1:1.1分割。
事実上の増配で近年の恒例行事っすな。
第3四半期の業績
売上成長は若干弱いけど、利益面は前年と遜色がない。4月1日から年末までの期間で!
結構すごいと思うよ。
2Q終わった時点で悲観は全くしてなかったけど、ここまで伸ばしてくるとは思わなかったな~。
コタ的には3Qが最も通期に与える影響が大きい決算期で、ここが比較的落ち着いたムードの中で過ごせたのは大きかったと思う。
11月~12月に行われた、コタ全国店販コンクールの結果は好調だったそうな。
区分別売上
売上の70%以上を占める主力のトイレタリーが大きくコケてないことが確認できるから、ホッって感じかな。
業績予想の修正
って事で通期の業績予想に上方修正が入りましたお。
売上は変わらないけど利益は上振れ20%。
その背景としては、原価管理の見直しが粛々と行われている事。営業関連費用が計画を下回って推移している事。
この辺が主な理由で、新しい営業様式でコストダウンが図れたパターンですかね。
って事で、上方修正を踏まえて進捗率をチェックしておきましょう。
2020年3Qと2021年3Qの比較
単位:百万円 | 2020/3Q | 2021/3Q |
売上進捗率 | 78.8% | 80.4% |
営業利益進捗率 | 95.0% | 102.4% |
経常利益進捗率 | 94.7% | 99.1% |
純利益進捗率 | 95.0% | 99.9% |
営業利益率 | 23.4% | 25.0% |
経常利益率 | 23.7% | 25.3% |
純利益率 | 16.5% | 17.6% |
単純に3Q終わって営業利益の進捗率は100%の水準になってる訳だけど、去年も営業利益は95%の進捗率になってた訳ですね。
進捗率的に良いは良いけど、ひとまずは会社予想の水準で通期を終える想定でいるのが良いんじゃないかな~。
上振れを期待するのは危ういと思う。
株価
発表夜のSBI証券のPTSは、前日比+6.61%で出来高1600株。
2Qの決算発表後は無風だったPTSも、流石に今回はコタ的にハッスルした商いだったと思う。
コメント