テンポイノベーション

テンポイノベーション:2021年3月期決算

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テンポイノベーションの2021年3月期決算をチェキ!

参考

2021年3月期 決算短信(5/13日)
2021年3月期 決算説明資料(5/25日)

予想と実績

単位:百万円2021/4Q予想2021/4Q実績差異
売上10084103422.6%
営業利益60073121.8%
経常利益67184125.3%
純利益45157527.5%

営業利益が大きく上振れ。経常利益も純利益も。
ただ、3Qの時点で進捗率100%超えてたからサプライズ性は無いと思う。

上方修正は無かったけど、30%の修正でないならルール的な義務はないからそういうもんでしょう。

業績

単位:百万円2021/4Q前期比利益率
売上10,3423.6%
営業利益731-6.9%7.1%
経常利益8413.7%8.1%
純利益5752.0%5.6%

売上は増加。転貸借物件数の増加と不動産売買で大型の物件売却があったため。

営業利益は前期比約7%のマイナス。これは成約数の減少によるもの。
でも助成金収入があって経常利益はプラスに。純利益もプラス。

外食×不動産のテンポイノベーションは投資家からしたらネガティブな目で見られてたと思うけど、2021年度(2020年4月~2021年3月)をこの業績で乗り切ったのはとても好感に思う。

転貸借物件数と成約件数の推移

コロナで大きく落ち込んで、それを例年水準に戻してきてる訳で、そこは前向きに評価されるところでしょう。

因みに決算説明資料の13ページに書かれてあるけど、物件数が増えているけど賃料の安い物件が増加した傾向にあるみたい。
流石に高い物件(人が集まりやすい場所)は業界的に様子見って事なんでしょうね。

2022年3月期予想

去年の3月の頃のパニックはもう無いでしょう。
着実な増収増益を期待。

不動産売買事業について

今回の決算説明資料16ページに不動産売買事業の中身ついて書かれてあったんだけど、これは個人的にとても意味がある話でそれについて少々コメントするす。

ぶっちゃけ不動産売買事業って結構怪しく思ってたんだよね。
だって不動産屋さんが簡単に儲かる物件の話をくれる訳ないじゃん?
そう思ってたんだけど、今回説明がされたことで認識が変わったす。

まず売買の対象が「店舗物件」かつ「都心の中小型物件」との事。
って事はテンポイノベーションが持つ専門性の高い目利き力が通じる訳で、そう考えるとゴミみたいな物件を掴まされる可能性は低そうだよね。
更に中小型物件って事でハイリスクって事も無さげ?一応実績としては平均1億円弱の物件との事。

しかも決算説明資料17ページに具体的な事例も載ってた。
変形地形の借地権を買い取って、飲食店向けの建物を作って、テナントを誘致。
テンポイノベーションのノウハウをゴリゴリ活用してんじゃん。

これならOK。
事業のイメージが湧いたから、素直に見守ろうと思いま~す。

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