マニーの2022年8月期第3四半期決算をチェキ!
参考
2022年8月期 第3四半期決算短信
2022年8月期 第3四半期 決算説明資料
業績予想および配当予想の修正に関するお知らせ
業績予想の修正
内容としては業績の回復と為替差益が反映されたポジティブなもの。
配当予想の修正
経常利益が上振れして純利益も増えたから増配。ってな感じでしょうか。
業績
単位:百万円 | 2022/3Q | 前期比 | 進捗率 | 利益率 |
売上 | 14,830 | 14.7% | 73.6% | |
営業利益 | 4,543 | 6.4% | 73.9% | 30.6% |
経常利益 | 5,521 | 19.5% | 78.3% | 37.2% |
純利益 | 3,790 | 8.9% | 78.1% | 25.6% |
前期比はボチボチ。
進捗率は20年21年に比べると弱い。けど、18年19年それ以前に比べると普通。
営業利益率は30%でボチボチ。
セグメント別業績
売上
セグメント | 2021/8 3Q | 2022/8 3Q | 差 | 比 |
サージカル | 3633 | 4,388 | 755 | 20.8% |
アイレス | 3726 | 4,362 | 636 | 17.1% |
デンタル | 5575 | 6,079 | 504 | 9.0% |
営業利益
セグメント | 2021/8 3Q | 2022/8 3Q | 差 | 比 |
サージカル | 1235 | 1,531 | 296 | 24.0% |
アイレス | 1235 | 1,123 | -112 | -9.1% |
デンタル | 1797 | 1,888 | 91 | 5.1% |
セグメント別まとめ
決算短信p.2から要点を抜粋したぽ。
セグメント | コメント |
サージカル | 売上増で利益増。 |
アイレス | 売上増も在庫処分で利益減。2Qに続き在庫見直しを行い、在庫処分を実行。 |
デンタル | 売上増で利益増。中国ロックダウンの影響をインドを中心にダイヤバー等でカバー。 |
在庫処分はいつまでどのような規模で行うのか特に明言されて無いんだよね。
過去の短信や説明資料や質疑でも。
不明瞭な未来は市場関係者の心理を冷やすから、サクッと道筋を示して欲しいとは思う。
地域別売上
地域別にみてみましょう。
ぱっと見でアジアが2倍に伸びて、北米&その他地域は規模感も伸び率も同じぐらいですかね~。
って事で表にしたぽ。
地域 | 2021/8 3Q | 2022/8 3Q | 差 | 比 |
日本 | 2847 | 2834 | -13 | -0.5% |
アジア | 5332 | 6380 | 1048 | 19.7% |
欧州 | 2533 | 3111 | 578 | 22.8% |
北米 | 1103 | 1301 | 198 | 18.0% |
その他 | 1119 | 1203 | 84 | 7.5% |
日本はマイナス成長だったけど、他は20%前後の成長でした。
数で言うとアジアは1000伸びて欧州は500伸びて北米が200伸びた。
グラフで感じたイメージと違うッ!!!
グラフとかは視覚的に分かりやすくするためのモノで、混乱やミスリードを生んじゃダメね。
…えっと、自分の見方が悪い?
感想
アイレスの在庫調整・在庫処分は2020年ぐらいからずっと名物みたいになってるけど、来期の2023年度はこの余剰在庫ワードを見ないで済むと良いなぁ。
4Qも行われるかはわからん。不透明。
後は為替差益。
一応2022年8月期の修正計画時点での想定為替レートは決算説明資料p.8によると
「ドル円120円、ユーロ円133円、人民元円18.5円」って書かれてあったぽ。
ただドル円で円安が進んでも、地域別にみると北米って寄与率は小さいから過剰な期待はせぬよう。
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