有利子負債0ポートフォリオ対象企業の探し方

有利子負債0ポートフォリオに組み入れる会社をどうやって探すか。
今回はその流れをざっくりとまとめてみますもす。

まずは会社四季報のCD版でスクリーニング

まずは四季報CD版を使ってサクッとスクリーニングしちゃいましょう。

パラメーターは有利子負債0

ま、当たり前だわね。
有利子負債0で絞らないと始まらない。

ホントこれで終わっちゃうんだけど、一応参考までに表示させる項目としては、営業利益率(予想~3期分)、売上・経常利益・純利益の辺り。
PER、PBR、配当利回りなどもイキフンで。

これを営業利益率上位から並べ替えて、順番に会社の中身を見ていくのが基本の流れ。

お得に会社四季報を買う方法

自分の場合、会社四季報CDはヴィレッジヴァンガードで予約購入してるんだけど、これはヴィレッジヴァンガードの株主だとオヌヌメのプラン。
株主優待券は2000円毎に1000円引きになる商品券。
これを使えば大体半額ぐらいで買える計算が出来るんだけど、これはお得じゃない?

予約も取り寄せも出来るから、是非とも挑戦してみてちょ。

因みに買ってるのは春号と秋号で2回に1回だけ。

入り口として四季報で確認する数字

利益率が高いか。(利益率が高いってのは競争上の優位さを表現する一つの要因。)
増収増益トレンドか。(売上成長だけでは市場では評価されないから、ちゃんと利益成長を継続しているかは大事。)
増配トレンドか。(成長に合わせた配当を出してるか。安定〇〇円配当は好きじゃない。)

会社基本情報・記事からビジネスの概要と直近の動向を確認する。

会社のHPを読んでビジネスの内容を確認する

続いて四季報に載って無いビジネス的な特徴をHPやネット検索等で調べる流れ。

継続的に売上・利益の成長できているか。(GMOクリック証券の財務分析メニューから10年間の売上・利益の棒グラフの推移をみるのが簡単。)
強いビジネスをしているか。(業界シェア1位だったり、参入障壁が高かったり。)
特徴のあるビジネスをしているか。(特徴そのものが過当競争を回避する要因だったりする。)

決算資料・会社説明資料を読む

こんな流れで着実成長企業だと思ったら決算書類から数字を確認するフェイズ。
四半期毎の決算短信から過去の売上・営業・経常・純利益をエクセルに入力してグラフ化する。

一応、決算書類からエクセルに手打ちで入力しなくても、有料の株探プレミアムなら20期分のデータを見る事が可能でこれはおすすめ。(エクセルにコピペすると楽。)

利益が凹んでいるような時期があれば、その要因を開示資料から探る事。

その他

本業とは別に、行き過ぎた財テクをしていないか確認する。
有価証券報告書には保有している有価証券の情報もあるから、そこで軽く確認する。

大株主がファンドで埋め尽くされている場合は慎重に。
上場間もない場合は上場がゴール的に売られるだけの展開もあるので注意を。
特に好景気でIPOラッシュのタイミングでは新規上場株への投資も慎重に。
基本的にイケイケで割高な状態で上場する事が多いから…。

ステーキ、タピオカみたいに目先のブームによる成長を見込んでいるような会社への投資は控える。
流行りものはアカンよ。流行が終わったら株価の上昇も終わる。
むしろ希望が失望になって株価はメッチャ落ちるから…。

競合の会社の事はそんなに細かく調べないかも。
シェア1位とか上位とかであればそれで十分優位な立ち位置だってのが分かる。
競合がなかったり差別化が出来ているようなビジネスをしている会社を選ぶ事がポイント。
高い利益率だったり、着実にビジネスをしているって事は、競合があったとしてもに何らかの対応が取れている事が多い印象。
例えば美容院での店販で競合しているミルボンとコタは共に有利子負債0で着実に店販で業績を伸ばしているけど、戦略が違ってたりターゲットが違ってたりで勝てる主戦場で勝負して伸ばしている感じ。

極論としては

大切なのはその会社の事が好きになれるか。
一般には「銘柄に惚れるな」って言葉があるけど、好きじゃない会社の株を長期で持つのは大変ですよ?
例えば好きじゃない人とずっと結婚生活続けられますかね?
何かしら違和感を持ちながら結婚生活を続けていたら、きっとどこかで爆発してトラブルになる訳ですよ。
結婚生活も長期投資も、目先の問題に惑わされずに長期的にお付き合いするには、相手の事が好きじゃないと続かない。
そんな感じ。

じっくりと長期投資をするのなら、色々調べて「この会社は好き」。そう思える会社に投資しましょう。
それぐらい会社の事を理解できた方が長く投資できる。はず。

ただ、病的には惚れないように。これ注意。
DVする、働かない、好き勝手する。だけどいつかは状況が良くなると都合よく判断してお付き合いを継続するようなやつ。これはアカンでしょ。
投資も一緒。
逮捕者を輩出しまくる、業績の悪化が継続している、好き勝手に増資したり株主の事を考えない。そういうような会社への投資を盲目的には続けない方が良いと思う。

有利子負債0の無借金経営の会社ってどうなの?

その辺については「有利子負債0の会社へのこだわりについて」って記事を書いたから、そっちを見てみてちょ。

買場探し

可能な限りの長期のチャートを見て、今の株価との位置関係をチェックする。
SBI証券ならweb取引画面で30年分見れる。
株探なら月足で1994年から見れる。
そして年足だと上場来から見れるから、株探はかなり優れたサービスを無料提供しているね~。
色んな会社の上場来チャート見ると日本株は捨てたもんじゃないな。って気分になれると思う。
参考:花王の株価チャート(株探)

買いのタイミングとしては節目節目で過去の安値水準で買えるとベター。
〇年前の安値とか、今年の安値とか、そんな感じ。

上場して長くて良い会社の株価は歴史的安値に落ちるような事がないけど、だったら高値から30%程度下がっていたら飛びついてみるのもアリ。

現金で長い期間待つぐらいだったら半分残して今の値段で買う。
それで下がったら買い増す。
ってのも一つのやり方だと思う。
買わない事には始まらないから。

ポジショントーク(反省)

有利子負債0で魅力的なのに色々と買ってない会社は(沢山)あるけど、その理由はタイミングが悪かったから。当時の分析判断が誤っていたから。何となくスルーしてたから。

株価が上がっちゃって今更買う気になれないなぁ。
あぁ、あの時買っておけば。って会社は多いわ。切ない。
ベネワン、日本SHL、シンプロメンテ(当時)など。

因みに高収益な無借金お化け企業のファナックを買っていないのは、今から買うにしては会社の規模・時価総額が大きすぎるから。
でも、指標面では割高すぎる感じじゃないし、16,000円とかで買うのなら良いかもね?
ファナックは強い会社と言いつつも、景気の影響を強く受けるから買うタイミングは結構重要かもめ。

コメント