相場格言に「銘柄に惚れるな」ってのがあるよね。
銘柄に惚れこんで判断を誤って、株価がダダ下がりなのに持ち続けて大損ってやつ。
でも、惚れこむまで会社の事を知って好きになる。
それって悪くないし普通っぽくない?
むしろそうじゃないと長いお付き合い(長期投資)なんてできない…。
投資する上で数字やビジネスモデルといった見た目はもちろん大事。
だけどそれに加えて経営理念だったり経営者だったりを好感できるか。
自分はそこもかなり重視してるのね。
長期の株式投資は人付き合いと一緒で、惚れるぐらい中身もしっかりと見よう。
そんな風に考えてる。
てかね、銘柄だから惚れちゃダメって面もあるんだと思う。
銘柄ってのはただの品目であり、名称。
銘柄ってのは会社の中身じゃない。
中身じゃなくて上っ面だけ見て判断していると足元を救われる事もあるよね。
そういう所もあって「銘柄に惚れるな」。なのかもめ。
ずるずる泥沼にはまらない
惚れて判断が鈍るってのはギャンブル感覚が強かったり、客観的に見て何かおかしい部分があるんじゃないかなぁ。
DVをされながら、たまのやさしさを知っているから淡い期待でずるずるずる。
カジノで損をしまくってるのに、次は当たる!と妄想してずるずる。
株主の事を考えない経営だと感じながら、社長の大風呂敷を妄信して期待して、たまに株価が上がった時の快感をわすれられずにずるずるずる。
増資するのは良いけど、納得いく説明もなく繰り返したり、そういうのされたら嫌になるよね。それなのに含み損を抱えながらずるずるずる。
(自分を守るために)信じたい気持ちが先走って判断を誤ってしまう。そうならないように気を付けよう。
違うなと思ったら
あとこういっちゃなんだけど、経営陣を株主総会等で見てなんか生理的に無理!とか、IRの方とのやり取りで嫌な印象を受けたとか、そういう「違うな」って感覚で投資をしないってのは案外間違ってないと思う。
君子危うきに近寄らず。
ファンになっても信者にはならない
って事で会社のことが好きになる。ファンになるぐらい調べて納得して長期投資。
そんな長期のお付き合いができるようになろう。
だけど違うなと思ったら投資しない事。既に投資してたらそこは辞め時。
ファンになっても信者にはならないように。
別れの判断を誤らないように。
気を付けよう。
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