参考
自己株式を活用した第三者割当による第3回新株予約権(行使価額修正条項及び停止要請条項付)の発行に関するお知らせ
自己株式を活用した第三者割当による第3回新株予約権(行使価額修正条項及び停止要請条項付)を用いた資金調達に関する補足資料
テクニカルな話
そういうのは分からない。
目的
プライム市場上場維持基準適合を目指す為。
流通株式時価総額(72億円、2023年3月末日現在)
1日平均売買代金(1400万円、2022年12月末日現在)
が現状で未達。
何が何でもプライムを維持するんだと言う強いメッセージ性ですな。
本新株予約権に自社株を充当することで希薄化は抑制する。
希薄化は抑制されるけど、割当先の東海東京証券が適宜売ってくる事はなる。
やることは5%の大株主が売る。的な感じ。だから株価の下げ要因にはなると思う。
後は東海東京証券さんがどれだけ配慮してくれるか。
お金の使い道
調達資金の使途は前向きなもの
■業務システム開発及びDX推進等に係る投資資金
■人件費等の運転資金・人材採用に係る投資資金
一応、今期は採用がしっかり(多めに)出来てるみたい。
ただこの辺りって、これまでの取り組みの延長線。
通期を確認して大量採用になってたら怖い。避けたい。
大阪・兵庫への横展でこれまでとは違う景色。
そういうお金の使い方なら、期待と欲望渦巻く株式市場でポジティブに期待もされそうに思うけど、そういう系じゃないのがな~。
そいえばこの前、井村さんと原社長が対談してたけど、どんなお金の使い方なら井村さんは評価するだろうか。
youtube:“億り人”井村俊哉が解き明かす!”11期連続増収増益”テンポイノベーションの魅力・課題・見通し【特別対談】
因みにこれもプライムを目指す上での話題性作りの一つだよね。
何でもやるんだ。と言う姿勢ですわ。
感想
こういうケースだとショック的に株価が10%は1日で下げるのを想定した方が良さげ?
→翌日の株価、全然下がりませんでした。
原社長が売りたくもない保有株を減らし、そして今度は会社が自社株を放出する。
全てはプライムのため。
これをしっかり決めておかないと上場廃止もあるから仕方がない。
スタンダードを目指すのも手だけど、そこは攻めるテンポイノベーションらしさ。
前向きに評価したい。
これが盛大なイグジットだとしたらズコォォォォーーーー。って感じだけど。
プライムについてはPER30倍ぐらいが許容される市場環境に戻れば解決できる部分もあろうかと思うんだけどね。難しい。
おまけに愚痴
2Qの決算説明動画が16日に出てたわ。気が付かなかった。
youtube:株式会社テンポイノベーション 2024年3月期 第2四半期 決算説明会
そもそもでTDnetに説明資料と動画について載せないのは微妙です。
10月2日に単信、10日に説明資料、16日に説明動画。
決算単信以外はマニア(機関投資家・アナリスト・一部の株式保有者)しか気が付かないです。
決算説明資料の開示リリース、説明動画を公開しましたと言う開示リリース。これをやりましょう。
これは他社もやってるので参考にしてみてください。
後は説明会の質疑応答要旨も公開されると完璧です。
全部出来るハズ。プライムに向けてやり切って欲しい。
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