マークラインズ

マークラインズ:2024年12月期第3四半期決算(2024/11/13)

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参考

2024年12月期 第3四半期決算短信

業績

単位:百万円2024/3Q前期比進捗率利益率
売上399111.3%70.0%
営業利益15859.0%68.9%39.7%
経常利益15818.7%68.7%39.6%
純利益112812.1%70.5%28.3%

進捗率を勘案するに、売上も利益も予想に対して5%程度下振れしそうに感じた。

季節性

決算期売上高営業益経常益最終益
21.01-03979327332218
21.04-06717248250175
21.07-09842328314224
21.10-12960378374268
22.01-031,194443443309
22.04-06872334342238
22.07-09980408400281
22.10-121,079438437311
23.01-031,275527525374
23.04-061,123445447297
23.07-091,187482482335
23.10-121,260537534377
24.01-031,589644646456
24.04-061,196469473332
24.07-091,206472462340

四半期業績の季節性はこんな感じ。
1Qと4Qが近い数字になる傾向アリ。

それを踏まえて、ちょっと強引だけど1Qの数字を1~3Q累計の数字に足すとこうなる。

単位:百万円2024/4Q予
売上5589
営業利益2229
経常利益2227
純利益1584

セグメント

2024年12月期 第3四半期決算短信p.3より

苦戦した事業については決算短信から説明を引用して以下で整理しとく。

分解調査データ販売事業

当第3四半期連結累計期間における分解調査データ販売事業は、Hyundai IONIQ5や当社内製レポートの販売などが業績に寄与したものの、新たに販売開始を予定していたTesla CYBERTRUCKなどのレポート投入が9月にずれ込むなど、当初の販売計画と実績との間に乖離が生じました。

2024年12月期 第3四半期決算短信p.4より

コンサルティング事業

当第3四半期連結累計期間のコンサルティング事業は、第1四半期においてECUベンチマークやコスト比較分析などが好調に推移しました。また、自動車メーカーから定期的に引き合いが届くようになり、これまでよりも付加価値が高い案件が増加しました。これに伴い売上高は増加しました。その一方で、人員体制強化やベンチマークセンター稼働などの影響から固定費が増加し、セグメント利益は大きく減少しました。

2024年12月期 第3四半期決算短信p.4より

人材紹介事業

当第3四半期連結累計期間の人材紹介事業は、成約件数が28件(前年同期66件)となりました。事業部門内の人員構成が、ベテランコンサルタントから新人コンサルタント中心に大きく入れ替わる事態が発生し、この影響から成約件数が大きく減少し、売上高、セグメント利益ともに前年同期比で大幅減となりました。

2024年12月期 第3四半期決算短信p.4より

コア人材が抜けて厳しくなったって事なんかな?
だとしたら当分厳しい状況が続きそう。

株価

決算発表翌日の株価は前日比-12%と大幅下落。

感想

サプライズ性は無いと思うけど、通期予想に対して弱い数字になったと思う。
それを踏まえて決算後に株価が下がったはずで、織り込んだって感じ?

上場して間もない頃の2016年のPERが16.7で過去最低。
決算発表後は株価が下がってPER20倍割れへ。

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