キヤノンの配当利回りが5%水準って事で、今の株価水準が3,000円ちょっと。
近年だと3,000円ってレンジの下限として何度も反転している場所で、ちょうど5月に自社株買いもあって。
じゃあ過去の自社株買いのタイミングってどんな株価水準の時だったんだろう?
そんな疑問が湧いてきたから調べてみたのが今回の記事。
自社株買いの時期と金額
発表 | 開始 | 最大期間 | 終了 | 上限の金額 | 上限の比率 |
2019/05/09 | 2019/05/10 | 2019/07/31 | 2019/05/22 | 500億円 | 1.60% |
2017/05/31 | 2017/06/01 | 2017/07/14 | 2017/06/21 | 500億円 | 1.30% |
2014/10/30 | 2014/10/31 | 2014/12/16 | 2014/11/17 | 500億円 | 1.50% |
2014/05/08 | 2014/05/09 | 2014/07/29 | 2014/05/26 | 500億円 | 1.50% |
2014/02/18 | 2014/02/19 | 2014/04/04 | 2014/03/04 | 500億円 | 1.60% |
2013/09/03 | 2013/09/04 | 2013/11/01 | 2013/09/18 | 500億円 | 1.60% |
今回は2013年から調べてみた。
実施したのは6回。
2013年、2014年と頻繁に行われて、そこから先はあまり行われてない感じね~。
後、自社株買いは伝統的に500億を買い付けて、大体2・3週間で買い終わる感じみたい。
続いて2013年の日足終値のチャートを確認してみるよ。
2014年の10月末に買ったのは何故?
ま、発表翌日は急落した直後で株価もまだ3389円、安いって判断にも理解できなくもないけど。
スイングトレードの起点としてアリだと思う
過去の自社株買いは6回とも3500円以下で発表翌日の平均の終値は3194円。
利食いのタイミングも大なり小なりあって、買いの位置だけ見るとスイングトレードのエントリーポイントとして良い感じ。
過去の歴史を踏まえるには買い妙味あるって水準かなぁ。
株価はレンジになってるから、そのままホールドしちゃうと切ないけど。
ただ、最近の自分はこういうテクニカルだけを見て買う事は殆ど無いし、そもそも大型株は基本買わない。(JTだけでお腹いっぱい。)
だからキヤノンも買う予定は無いねぇ。
よっぽどコメント欄でキヤノンのすごさを語ってくれたり、語ってくれている記事を紹介してくれたら気分は変わるかも。
最後に。指標的には今の水準が割安って事はそんなになくて、GMOクリック証券の財務分析で見ても今日の終値3,146円水準は26%の割高判定でありますもす。
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