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ボリンジャーバンドの1σは68%に収まらないし数学的にも正しくないって話

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1σのバンドの範囲に68%の確率では収まらない

ボリンジャーバンドのσなんだけど、これって巷で言われているような統計の通りにはいかないんだよね。
考案者も本で言ってるけど、統計のエッセンスを使っただけで、数学的に意味のあるバンドが表示されている訳じゃなないのね。

実際に1σでも2σでも良いからそこをブレイクした数、してない数を数えてみるとわかるよ。
1σで68%とか2σで95%とかならないっぽ。

そんな感じでとにかく良く言われているよな統計通りにはならないから、その統計の確率を前提にした判断はしない事。
ボリンジャーバンドには『スクイーズ』『エクスパンション』って考え方もあるけど、これだっていつまで続くのか分からないし、総じてボリンジャーバンドはテクニカル分析の中でもオカルト度がかなり高い部類だと思う。

って事でとりまボリンジャーバンドを使うとしても、フワッとしたイメージを掴むために使う程度にね。
考案者もその程度の認識だったと思う。

ちゃんとした数学・統計的な話

マネーパートナーズのHPに数学の話を踏まえた解説があったからリンクしとくね。
数学のしっかりした裏付けが知りたいならこっちのページ読んでみてちょ。
リンク:ボリンジャー・バンド(Bollinger Band)

考案者のジョン・ボリンジャーさん

実はパンローリングのイベントセミナーで、考案者のジョン・ボリンジャーさんの話を聞いた事があるんだよね~。
実際に見ると気のいいアメリカ人のオジサンって感じ。

一応それぐらいの時に本も買って読んでる。
確かボリンジャーバンドに関する誤解とか、ストキャスティクス的な使い方が書いてあったんだっけかな?

ま、昔は自分もボリンジャーバンドを見ていた訳なんですね。

とりまリンク。
アマゾン:ボリンジャーバンド入門

ボリンジャーバンドを使いたいなら考案者の本は読んでおいた方が良いと思う。
数学的に意味が無いからこそね。

コメント

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