有利子負債0PF2021年へ向けて投資先のメモ

2021年が始まったって事で、今期の業績予想と現状についての諸々をメモしておくっぽ。

今期予想

決算期企業売上前期比営業利益前期比経常利益前期比利益前期比営業利益率売上営業利益経常利益純利益
2021/08マニー15.4%30.0%23.5%13.7%32.2%17,5425,6435,4623,784
2020/12GMOペパボ20.8%17.5%16.2%0.0%8.5%10,800920970542
2020/12マークラインズ21.8%14.4%13.1%15.4%34.5%2,9001,0001,000705
2021/03エイトレッド10.3%10.5%10.5%5.8%36.3%1,790650650436
2021/06アバント2.7%2.3%2.1%1.6%14.5%16,1102,3302,3301,561
2021/03アリアケジャパン0.6%-5.2%-5.0%-5.3%21.2%52,65011,18011,3107,930
2021/07プラネット0.6%-11.5%-11.8%2.0%21.0%3,070645660450
2020/12ミルボン-3.7%-12.2%-15.3%-15.0%17.0%34,9005,9305,2803,840
2021/03コタ1.2%-15.9%-15.8%-17.4%16.1%7,6501,2351,256855
2021/03eBASE-6.6%-17.1%-17.3%-17.0%25.8%4,1501,0701,100750
2021/03テンポイノベーション1.0%-23.6%-17.3%-20.0%6.0%10,084600671451
2020/08マニー(前期)-17.1%-26.0%-22.2%-45.4%28.6%15200434044243329

並びは営業利益前期比の降順。
コロナパニック期で比較する為に、マニーは前期の数字を追加。

全体的なイメージ

減益になった会社が多い
営業赤字になった会社は無い
営業利益率は高水準を維持。
減収になったのはマニー、ミルボン、eBASEの3社

驚異的な成長は無い(事業単位で伸びた会社はある)けど、壊滅的なダメージも無かった感じかな?

テンポイノベーション

転貸借物件数が1Qは微増に留まり、2Qには減少。
成約件数は1Qで大きく落ち込み、2Qは戻す。

不況時でも出店する数は変わらない事を想定していたはずだから、転貸借物件数が減少したのはネガティブな印象を受ける。
→顧客の出店意欲の急速な低下、家賃減額要請や解約申入れの増加等が発生。

一時的な落ち込みって前提で悲観はしてないし

2021年の1・2月に自粛強化で悪影響が出るかどうか、成約件数がどうなるかを先行指標的に確認したい。

不動産売買で結構利益を稼いでる(全体の25%程度)けど、上下ブレの要因になるから要注意。
売却で大きく利益が出ると、翌年の業績の数字の見栄えが相対的に悪くなる。

この不動産売買についてはネガティブに思う事もある。
業者とのコネクション強化を目的として行っているけど、常識的に考えて不動産業者が良い物件ばっかり紹介してくれるとは思えない。
良い物件があれば業者が自分で売買するから。
不動産業者の着眼点とテンポイノベーションの着眼点で何が違うんだろ?

ビジネス街の物件ニーズがテレワークで消滅した場合の事業への影響が不明瞭。

居抜き店舗.comの会員数は去年に比べて2倍ぐらいで大きく増えてる。

HPにコロナ関連情報を積極的にリリースしている事はとても良い事。

体育会系の会社って事にゴシップリスクを感じる事もある。

マニー

2021年8月期は増収増益の予想。
ただし、2019年を超える数字ではない。

2020年8月期は減収減益でボロボロ。
-17%の減収に-26%の営業減益。

コロナパニックで一番減益幅が大きかったのがマニー。
フロービジネスだから仕方が無いか。

斎藤代表執行役社長・高橋代表執行役副社長の代表執行役2名体制に。

松谷製作所に入社して、マニー一筋の斎藤専務が社長へ。
世界一の品質」を「世界中に届ける」為の最適な開発体制はどう構築するのが良いか。
開発畑をずっと歩んできた斎藤社長へ交代した事で、的確な開発体制を整えやすくなるのかもしれない。

高井社長は執行役会長に。

デンタル>サージカル>アイレス針の順番で業績回復の傾向があるっぽい。

新製品としてはNiTIファイルの「JIZAI」。
ステンレスファイルで25%のシェアを既に獲得しており、JIZAIの量産化が進めば次の柱として期待される。
ただ年内に大きく業績に影響を与える状況ではなさげ。かな?

アリアケジャパン

8月に業績予想が発表されたけど、2Q時点の進捗率から考えると会社計画の達成は結構難しいと思う。
下期で巣ごもり需要を取り込むことが前提の数字
そういう展開が可能だと踏んで8月に業績予想を発表したんだろうけど…どうなんだろ?
コンビニPBによる展開に期待。

完成品として販売されているファミリーマートのカレーは美味しかった。オヌヌメ!
V・ファーレン長崎カレーもアリアケジャパンが製造。これは食べたことが無い。
株主優待でこの辺も食べていたいお!

プラネット

1Qはコロナによるコスト削減で利益の数字が良かった。
発表を受けて株価は大きく上昇。
このコスト削減効果が通期でどれぐらいプラスに働くのか見守りたい。
進捗率的にはとてもプラスに働いている。

一方で通期予想は減益の予想。
その理由は「新規サービスの開発や、既存サービスのリニューアルを計画している他、将来を見据えた研究開発を進める為」。
ここにガッツリコストをかける予定みたいだけど、投資諸々で-10%の減益ってのは過去10年で見ても無いレベルなんだよね。
2020年7月期の4Q(4~7月)の状況を踏まえて出てきている2021年7月期の通期予想だから、副産物としてのコスト削減効果については分かってたはず。
そう考えると通期でしっかり投資コストを使ってくると予想できるけどどうだろう?
それとも保守的な計画なのだろうか。

売上の成長力の弱い状況が続いていると言う事は、基幹EDIは広くあまねく浸透しているのではないか?
そんな疑問はある。

増配の前提は増収
増収幅が小さい事と配当利回り3%弱の状況を勘案すると、投資妙味的には渋い感じじゃなかろうか。

上港EDIチャイナトレーディング。決算説明資料に少し書かれるぐらいには育ってきた模様。

コタ

下期偏重だから1・2Qの数字は気にしすぎぬよう。
4Qにあたる1~3月の期間に変な事が無ければ、数字は持ち直すんじゃなかろうか。

販売部門別で見るとトイレタリー(シャンプー、トリートメント)の4~9月の売上(1Q~2Q)は前年比でが7%程度落ち込んでた
コタはトイレタリーが構成比率70%を超える傾向でトイレタリーがとても大事。

ミルボン

フィールドパーソンの数は2020年も着実に増加。

ミルボンのトイレタリーの売上(1~9月)は前年比-4%程度。
コタと同様に4-9月の期間(3Q累計-1Q)で計算すると7%程度の落ち込み
これはコタと同水準。

計算用のデータ(決算単信より)

トイレタリー売上前期今期前年比
1Q4,3234,4242.3%
3Q15,31314,654-4.3%
3Q-1Q10,99010,230-6.9%

アバント

通期で増収の予想も1Qは減収
ただし、上期は保守的に見積もっているため会社としては想定の範囲内

中計を見守るスタイルでいきましょう。

森川社長は結構面白い人っぽい?

マークラインズ

2020年12月期は増収増益の予想。
相変わらず二桁の高成長継続。
コロナによる影響は足し算をしたら悪影響の方が大きい。その中でこの数字ってのを評価したい。

情報プラットフォーム事業の月次発表で8月の数字がこれまでの平均を大きく下回る数字になった。
何故時間差で8月?
それは「解約は3か月前に申請する必要がある」為で、4月5月に解約したい意向が集中して、それが8月の解約として数字に出た形。

エイトレッド

2021年3月期は増収増益の予想。

コロナの生活様式でワークフローソフトの需要が拡大。

岡本社長は経歴が興味深くてサラリーマン社長とは違うタイプだと思うけど、謙虚な正直者?
ぎらついた感じはしない。秘めたる野望を持つ働きマンなのだろうか。
サイボウズみたいに大きくしたいって気持ちはあるみたい。

総会でお話を伺いたい。資料の朗読会じゃ無ければ良いんだけど…。
社長就任はソフトクリエイト林勝会長の意向が大きかった模様。

『人と人のつながりを創り続けることが大切』
株式会社 エイトレッド 代表取締役社長 岡本 康広 氏インタビュー
【あしたの履歴書® 未来に挑戦し続けるリーダーたち Vol.5】

事業規模・単一セグメント・需要が拡大。
その辺を考えると、PFの中で一番成長できるチャンスはあるように思う。

社長はツイッターをもう少し上手に活用してくれないかな~。
フォロワーも全然増えていないしもったいない。
サイボウズの社長(フォロワー数4.5万)との差はとても大きい。

eBASE

2021年3月期は減収減益の予想。
減収幅は-6%。営業減益幅は-17%。

ストック部分は着実に成長しているものの、フロー部分(パッケージ販売・カスタマイズ)はコロナの影響があった感じ。

特許をいくつか取得。
将来への種まきは多いけど、先の見えない先行投資ラッシュを大きなコストをかけながら行う感じじゃ無いのはありがたい。
経営陣の描いている未来絵図を、比較的見守りやすいんじゃなかろうか。

ただ思うんだけど、無料サービスの有料化って普通にやって受け入れられるものじゃないと思う。

GMOペパボ

2020年12月期は増収増益の予想。
増収幅は+20%で増益幅は+17%。

minne・suzuri・カラーミーショップはコロナの生活様式でニーズが増加。

フリーナンスはコロナが結構な逆風。

ツイッターを見る限り、社長は更なる拡大を目指すつもりっぽい。
ただ、やり方はここまでの先行投資型からは少し変化が出るのかも。
ホームランを「当てる経営」ではなく、堀を深く城は大きくの「築く経営」的な?知らんけど。

ペパボ投資家として長く付き合うなら。社長のツイッターは見るのが良い。
鹿児島・ペパボ・経営課題についてツイートしてる。

12月に東証1部指定になりました。

株価

コード名称株価前年末前年比年高値年安値%kPERPBR
3633GMOペパボ57802,366144.29%6,9601,14079.73%39.9214.88
3835eBASE101758474.14%1,60657442.93%62.399.81
3969エイトレッド25691,72049.36%3,25592570.56%44.036.75
3901マークラインズ26251,90138.09%2,8791,25984.32%49.0912.74
3836アバント11581,04410.92%1,30064578.32%27.886.05
4919ミルボン65706,1307.18%6,6904,28095.02%55.676.25
4923コタ14101,415-0.35%1,4981,02781.32%32.473.63
2391プラネット14551,559-6.67%1,6341,00571.54%21.442.18
2815アリアケジャパン74208,130-8.73%8,0305,37077.07%29.772.51
7730マニー28083,110-9.71%3,1701,79373.71%73.057.56
3484テンポイノベーション8411,036-18.82%1,07447760.97%33.245.75

並びは株価の前年比パフォーマンス降順。

目先減益を嫌気して株価が下がっていると仮定すると、株価のパフォーマンスはこの順番であるべき。
実際の所、市場の評価は概ねこの並び順になってる感じ。

eBASEの株価は結構高い。
業績よりも期待先行なのだろうか。
コロナの影響を受けてる側面については注意したい。
8月から株価が下げトレンドなのはそういった面を体現しているのかもめ。

アリアケジャパンは少し安い。
会社予想が過大だと市場は評価しているのだろうか。

アバントは1000円~1200円のレンジをブレイクしても良いと思うんだけどな。

コメント