参考
2024年3月期 第1四半期決算短信
2024年3月期 第1四半期 決算説明資料
株主優待制度の変更に関するお知らせ
業績
単位:百万円 | 2024/1Q | 前期比 | 進捗率 | 利益率 |
売上 | 3410 | 13.5% | 23.0% | |
営業利益 | 244 | -14.7% | 19.1% | 7.2% |
経常利益 | 277 | -9.2% | 21.2% | 8.1% |
純利益 | 189 | -9.6% | 21.2% | 5.5% |
あんまり良くない。
前期比。売上は良いけど営業利益を減らしてる。何故?
進捗率。売上は前期並み。利益は前期比で悪い分に相応する感じで弱い。
利益率。前の前期比マイナス成長の時(2021年度)も芳しくなかったけど、今回も良くは無い。
で、そのあんまり良くない部分についての説明がこの辺。
利益面でのマイナス要因としては「空家賃、売買での利益率低下、人的投資」。この辺があったみたい。
とりま大筋として問題のある減らし方じゃないと思う。
空家賃ってのは業界用語になるけど、一般的には「(実際に住まない期間が発生するけど)早めに契約して、住まない期間の家賃を負担しつつ不動産を確保しておく状況で支払う家賃。」を指すんだと思う。
恐らくテンポイノベーションが店舗を押さえて家賃だけ払っている状況の事を指すんじゃなかろうか。
転貸借物件数の推移
新規契約件数及び後継付け件数。
これは今期119件って事で、100件をしっかり超えて120近い水準をキープしてる状況。
これを見るとビジネスのコアになる部分で特に問題がある様には見えない。
ま、これがジリジリ毎四半期で減らして100を割るとかそういう状況になると問題だけど。
去年辞めたベテランの影響がジワジワ悪い意味で効いてくるかもしれないけど、今それについては気に留めておく程度。で。
若干の下がりトレンドは営業組織改編に伴う一時的なものと認識
2024年3月期 第1四半期 決算説明資料p.8より。
こう書いてあるし、まずは一時的なものって理解で見れば良いと思う。
てかね、何気にこういう気になるポイントにちゃんと振れてるのは良いと思う。IR担当さん上手。
株主優待
300株で5,000円のジェフグルメは廃止。
500株で7,000円のジェフグルメを10,000円分に増額修正。
300株の人は200株増やすだけで倍になる。利回りは上がる。
長期株主の保有株数を増やす。って側面では良いと思う。
思うけど、今一番の課題になってるであろう、流動性の観点では微妙。か?
後、制度をコロコロ変えてるけど、「そのうち(業績が良いのに)優待廃止するんじゃないの?」って疑念を持たれる可能性はあると思う。実際Twitterではそういう発言をしてる個人がいる。
優待のコストを改めて示したり、その持続性についてアナウンスする必要はあると思う。
感想
数字として良いとは言えない部分はあるけど、その辺は一時的なものって見方で良いと思う。
特に大きな問題は無し。
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