データ・アプリケーション

データ・アプリケーションの中期経営計画を確認して

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データ・アプリケーションから、中期経営計画についてのリリースがあったよ!
訂正もあったから追記で載せとくね。
リンク(PDF):中期経営計画(2020年度~2022年度)の策定について
リンク(PDF):一部訂正について

数字を確認

って事で早速検討の為に、業績に係る売上・営業利益・売上比率の表を作ってみたっぽ。

*2018年
3月期実績
2019年
会社予想
2019年
四季報予想
2020年
四季報予想
2022年
経営計画
売上22.2億円23.5億円22.5億円24.5億円30億円
営業利益6.22億円6.89億円6.4億円7.2億円9億円
ストック売上比率* 58.0%**65.0%

いきなり!倍増計画とかそんなんじゃないけど、明るい計画を出してきている感ね。
しっかし、2019年度の会社予想って達成できるんだろうかね?
リンク(PDF):2019年3月期 第3四半期決算短信
過去の推移を勘案して、今の進捗的には難しい感じがするんだよね。大型案件が結構絡んでくるから予測が難しいんだけど。(2015・16・17年度に大型案件アリ。)
自分のイメージだと四季報予想の方がまだ近いかな。

ストック比率を高める

この図はデータアプリの全体売上と、構成しているソフト・メンテ・その他売上のグラフね。
2018年19年とソフト売り上と全体売上げが弱く見えるけど、メンテ売上の詰み上がる感は確認できると思う。
2019年の4Qは会社予想ベースで、決算説明会資料にあるからそれも入れてるよ。
一応2019年3月期はメンテナンス比率59.6%の予想になってるね。
リンク(PDF):2019年3月期第2四半期決算説明会 資料

後、疑問点が一つ。 計画の資料にはこのように書いてあるのね。

安定収益の拡大を目指し、現在58%となっている総売上に占めるストック型売上高比率を2022年3月期において65%以上を目標といたします。


中期経営計画(2020年度~2022年度)の策定について

何が疑問かって「現在」とは何時ぞ?って話。
18年度と書かずに現在って書いてあるんだから、2019年3月期のリアルタイム現在の事だと思うけど…。
この58%って数字は各種開示資料から引っ張ってこれないんだよね。
因みに2018年3月期の売上が2224の中で、メンテナンス売り上げは1363。
比率を計算すると「1363/2224=61.3%」。18年度時点って訳じゃない。
単純にメンテナンス売上=ストック売上じゃない。って可能性もあるけど。
とりま、上の表は19年度のところに58%を置いておいたよ。

挑戦する時の注意点

中期ビジョンが「変革への挑戦(EDI専業メーカーからの脱皮)」って事で、現状に甘んじない先を見据えた意欲は高く評価したいよね。
ただ挑戦をすると、大抵は色んなコストが発生して利益水準が落ち込むものなんだよね。
そこをデータ・アプリケーションはどう進むんだろう。
とりまコスト増が嫌気されて株価が下がるって可能性は気に留めておきたいかな。

発表翌日の株価

この記事を書き上げている3月22日のお昼の株価はどうなったでしょう。
1,942円で前日比+139(+7.71%)。
追記で終値は1,927円で前日比+124(+6.88%)。
高値は1,958円でスプレッドは30円ぐらい。

因みに自分の持ち株は・・・ゼロッ!!!!
ノーポジでした。

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鴨とネギの投資生活さんの記事。情報のアップが早いよね~。
リンク:データ・アプリケーション(3848)|中期経営計画ざっくりレビュー

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