現金を保有しておいて暴落に備えるべきか問題について。
バイアンドホールドでコツコツ毎年数%の利益を積み上げて、5年目に下落に巻き込まれたらどんな景色になるのか。今回改めてまとめてみたっぽ。
* | 年間成績 | 100 | 70 | 50 |
1年目 | 2% | 102.0 | 71.4 | 51.0 |
2年目 | 2% | 104.0 | 72.8 | 52.0 |
3年目 | 2% | 106.1 | 74.3 | 53.1 |
4年目 | 2% | 108.2 | 75.8 | 54.1 |
5年目 | -30% | 75.8 | 53.0 | 37.9 |
5年目 | -40% | 64.9 | 45.5 | 32.5 |
5年目 | -50% | 54.1 | 37.9 | 27.1 |
* | 年間成績 | 100 | 70 | 50 |
1年目 | 5% | 105.0 | 73.5 | 52.5 |
2年目 | 5% | 110.3 | 77.2 | 55.1 |
3年目 | 5% | 115.8 | 81.0 | 57.9 |
4年目 | 5% | 121.6 | 85.1 | 60.8 |
5年目 | -30% | 85.1 | 59.6 | 42.5 |
5年目 | -40% | 72.9 | 51.1 | 36.5 |
5年目 | -50% | 60.8 | 42.5 | 30.4 |
* | 年間成績 | 100 | 70 | 50 |
1年目 | 10% | 110.0 | 77.0 | 55.0 |
2年目 | 10% | 121.0 | 84.7 | 60.5 |
3年目 | 10% | 133.1 | 93.2 | 66.6 |
4年目 | 10% | 146.4 | 102.5 | 73.2 |
5年目 | -30% | 102.5 | 71.7 | 51.2 |
5年目 | -40% | 87.8 | 61.5 | 43.9 |
5年目 | -50% | 73.2 | 51.2 | 36.6 |
* | 年間成績 | 100 | 70 | 50 |
1年目 | 20% | 120.0 | 84.0 | 60.0 |
2年目 | 20% | 144.0 | 100.8 | 72.0 |
3年目 | 20% | 172.8 | 121.0 | 86.4 |
4年目 | 20% | 207.4 | 145.2 | 103.7 |
5年目 | -30% | 145.2 | 101.6 | 72.6 |
5年目 | -40% | 124.4 | 87.1 | 62.2 |
5年目 | -50% | 103.7 | 72.6 | 51.8 |
実際は表のようにコンスタントで綺麗な相場変動はしないから参考までにだけどこんな感じ。
100万円を元本に4年目までは毎年2%、5%、10%、20%ずつ増加。口座への入金は無し。
5年目に-30%、-40%、-50%下がるとどうなるか。
70万円スタートならどうか。50万円スタートならどうか。
70万円スタートなら5年目に30万円足せば元本ベースで100万円と同じ感じになるし、50万円スタートなら50万円足せば元本ベースで100万円になる形。
なお、リーマンショック時は大抵の株で高値から50%以上ガンガン下がってると思うけど、100年に一度の大暴落があるとそこらじゅうの株で50%以上下げることもあるし、何気に平時でも個別株だと普通に50%以上下げることはあるね。
今回はMAXでも50%下げで試算したけど一応その辺は注意。
って事でキャッシュポジションを持つべきか現金無しの全力投資で何が良いのって話なんだけど、とりま勝っている投資家の現金不要論には安易に乗る必要は無さげかな~。
キャッシュポジションを持っていたとしても圧倒的な不利がある訳じゃ無さげ。
心理的にも現金があれば下がった時にナンピン(買い増し)できるってのは心の支えになるし、守って増やす的に考えて現金を置いておくのは悪くないと思う。
無理して給料から過大なお金を証券口座に入金せずはに、暴落時までは生活資金として備えておくのも良いでしょう。証券口座にお金があると買いたくなるしね。
全力投資は勝てるようになってからでも遅くないと思う。
後、今回は追加入金したシミュレーションじゃないけど、つみたてNISAとかiDeCoとか国際分散積立投資みたいな場合も、一定の割合で日本国債を積み立てて暴落時にスイッチングするってのは良い案じゃなかろうか。
確か内藤忍の資産設計塾か、資産三分法の本には年に1回か2回かリバランスするとパフォーマンスが良くなる。って書いてあったように思う。
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