社長が逮捕されるような報道がされると株価へどのような影響があるのか。
過去の事例をチョコっと参考にしてみましょう。
日産自動車
2018年11月19日。
CEOが金融商品取引法違反容疑で逮捕される。
リンク(wikipedia):東京地検特捜部による逮捕と東京地検による起訴
逮捕の報道で株価が下がってそのままリバウンドの図。
ビーイング
2018年12月29日。
社長が交通事故を起こす。
リンク:弊社代表取締役社長の事故について
社長は辞任。
2019年5月28日。
元社長の逮捕が発表される。
リンク:弊社元代表取締役社長の事故について
2018年末から年始にかけては相場全体が下げていたからコメントしづらい。
逮捕の報道があった時には既に社長ではなかったからか、株価への影響はなかった模様。
プロトコーポレーション
2019年11月13日。
子会社オートウェイの代表取締役社長、常務取締役及び従業員1名が、不正競争防止法違反容疑で逮捕される。
リンク:子会社代表取締役社長等の逮捕につきまして
2019年12月3日、子会社および当該3名は不起訴処分となる。
リンク:子会社代表取締役社長等の逮捕につきまして(不起訴処分)
逮捕されて株価が下がって不起訴で上昇の図。
プレサンスコーポレーション
2019年12年05日。
従業員が業務上横領容疑で逮捕される。
リンク:当社従業員の逮捕について
2019年12月16日。
社長が業務上横領容疑で逮捕される。
リンク:当社社長の逮捕について
ストップ安張り付きの図。
ストップ安。リバウンド。モミモミ。下落。新型コロナウイルス発生。の流れ。
参考書籍
羽根英樹さんのイベントドリブントレード入門 価格変動の要因分析から導く出口戦略(アマゾン)。
今回のような事例については直接は書かれていないけど、粉飾決算であったり免振ゴムデータ改ざんであったり、過去の事件事故と株価への影響を解説されていて参考になると思う。
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