投資(書籍)

バフェット解剖を読んだ

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バークシャー・ハザウェイが提出した過去99本の保有銘柄報告書を元に分析された内容が書かれた本。
著者はマーケットエッセンシャルの前田 昌孝さん。

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バフェット解剖 世界一の投資家は長期投資ではなかった

引用

1銘柄の平均保有期間は3.8年にすぎず、マージャンのツモ切りのような感覚で、買ってから3ヵ月程度で売却する事も多いです。

バフェット解剖p.217

結構短期売買が多い。
ファイザーの様な大型株も、試算によると3か月程度で売却された可能性が高いようで。

これまでに投資した銘柄の過半は、値上がり率がS&P500を下回りますし、数年に一度実施する「大きな決断」も常に成功しているわけではありません。
最近の良好なリターンもアップルがあればこそ。

バフェット解剖p.248

8月末現在の米国株ポートフォリオの時価保有額は3391ドル、これまでの累計利益は実現益と評価益を合わせて2260ドル、うち1432億ドルがアップルから生み出されたものです。
本当にたぐいまれな手腕を持っているのか、単に運が強いだけなのかは謎です。

バフェット解剖p.251

アップルで大成功した事が主要因。

感想

これはバークシャーが提出した保有銘柄報告書を元に、売買の傾向や利益等を調べた本。
ファイザーやTSMCをサクッと売却したデータ、そういうのは知らなかった。

バフェットが次に買う株は何か?なんてのを予想するのは無駄ですな。
だって3か月後には売ってるかもしれないし。

しかしこうしてみると、バフェット(バークシャー)は短期売買を重ねて、たまたまアップルでホームランを打っただけにも見える。
でも、これって「損切りは早く、利食いは遅く」を徹底した結果。じゃなかろうか。

グロース株投資家を中心に、損切りは早く利食いは遅くを徹底している投資家がいるけど、
バフェット流ってのはグロース投資家のやり方なのかもね~。

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