テンポイノベーション

テンポイノベーション:2022年3月期 第1四半期決算

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テンポイノベーションの2022年3月期 第1四半期を確認するぽ。

参考

2022年3月期 第1四半期決算短信
2022年3月期 第1四半期 決算説明資料

業績

まずは数字から。

単位:百万円2022/1Q進捗率利益率
売上274324.2%
営業利益22327.4%8.1%
経常利益23426.9%8.5%
純利益15926.7%5.8%

この進捗率と利益率であれば先ず先ずの数字だと思う。
そりゃ好調とは表現できないと思うけど、回復してきたって感じ。十分でしょう。
2020年3月期の1Qと比較して遜色ない。

ちょっと目に付いたのが、損益計算書で販管費及び一般管理費が前年同期比で減ってる件。
これは「人材採用費や教育費が増加したものの、賞与引当金繰入額の減少等があった。」との事で、しっかり短信の本文で解説されてた。(決算短信p.2)

セグメント

この1Qで不動産の売却もあってトータルでは健闘している感じですかね。
でもやっぱり店舗転貸借事業はちょっと弱いかなぁ。利益は良いけど売上成長がちょっと弱い気がする。

転貸借物件数

とりま物件数は着実に増えてるね。後はその増え方かな~。
コロナショックから持ち直して物件数が積み上がっているんだけど、「新規契約件数及び後継付け件数」の伸びが弱い感じ。
やっぱり100件は超えて完全復活を見たいよね。
もちろんその後は単価の問題もある。大きい・高単価の物件を増やせるかどうか。
コロナで高賃料の高単価物件が減って、低賃料低単価が増えた影響はあると思うから、そこからの脱却を期待します。

プロフェッショナル営業100名体制へ

成長戦略としては営業を増やす。そして物件の仕入を強化していく。って感じになると思う。
実際、「新規営業の経験がある人材を月2名程度採用し、4年後に営業100名体制を目指す」(2021年3月期 決算説明資料p.22より)ってあるし、営業100名体制ってのが一つの目標になってる感じ。

という事で、KPIとして実際の従業員数がどれぐらい増えてきているのか確認してみましょう。
決算説明資料に資料作成時点の従業員数が掲載されていたからグラフにしてみたよ!

テンポイノベーションの従業員数の推移

なんか不穏な感じが…。
途中で一気に人員が増えている時期があるけど、一気に離脱。
コロナリストラだとしたらそれはどうかと思うし、体育会系ですからって事で人を集めて生き残った精鋭だけでやっていくってのも賛否あるところだし…。
困ったね。
ひとまず目先で一番の課題はコロナ対応もだけど、成長戦略としては人員の定着率の向上・労働環境の改善にあるのかも知れないなぁ。
万が一パワハラが蔓延してました!みたいな話題が出てきてもよろしくない。怖いよ怖いよ。

とりま人的投資を目的化して急ぐと往々にして歯車が狂うから、ここは慎重に最適な増やし方を模索して欲しいですね。
直近では緩やかな人員増が見られるから、このペースが継続できるかを注視。って感じだと思うぽ。

株価

発表当日2021年8月4日のSBI証券のPTSは出来高100で株価は939.9円。+41.9円 (+4.67%)

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