参考
2023年3月期 第2四半期決算短信
2023年3月期 第2四半期 決算説明会資料
2023年3月期 第2四半期 決算説明会
予想比
2023/2Q | 予想 | 実績 | 予想比 |
売上 | 26367 | 26413 | 0.2% |
営業利益 | 5265 | 4057 | -22.9% |
経常利益 | 5535 | 4636 | -16.2% |
純利益 | 2680 | 2991 | 11.6% |
営業利益の未達要因は「原材料及びエネルギー価格の高騰」が当初の見込みより大きなインパクトになった。って感じですかね。
とりま決算説明資料のp.12の単体業績の概要によると、利益押し下げの要因としてはコスト増がでかい。
業績
単位:百万円 | 2023/2Q | 前期比 | 進捗率 | 利益率 |
売上 | 26413 | 5.4% | 47.1% | |
営業利益 | 4057 | -19.6% | 34.7% | 15.4% |
経常利益 | 4636 | -12.8% | 37.7% | 17.6% |
純利益 | 2991 | -12.7% | 36.5% | 11.3% |
前期比
営業利益からは苦戦してる感じが見えるけど、売上は過去最高水準まで回復。(2019年2月期の数字に僅か届かない程度。)
進捗率
売上47%は妥当。
営業利益34%は低い。
通期で挽回して前期同水準…にはならない予感。
因みに21年22年が2Qで進捗42%だったけど、その辺考えると今期の通期営業利益は100億円に届かない程度ぐらいに見ておくのが良いかもめ。
下方修正の有無については営業利益80億円程度の着地だと下方修正が入るけど、流石にそこまでは無いんじゃないかな。
利益率
厳しい環境で頑張ってる。営業利益率15%。
もちろん過去の水準を考えると、20%は欲しいけどね~。
インフレのコスト増に対して、スムーズな価格転嫁は難しい感じなのかな。
決算説明動画によると、原材料で影響が大きかったのは「英国からの水原料のショートプレート、キャノラーユをはじめとする油」との事。
ところで、「水原料のショートプレート」、「キャノラーユ」ってなんだろ?
動画で聞くとそう聞こえるんだけど、とりまキャノラーユはキャノーラ油の事かも知れん
長期業績
たまにはこういうのも見ておくかな。
プラントベース参入
決算説明資料p.18と決算説明動画より。
3億円の売上が見えるぐらいには育った。順調な滑り出し。
ラーメン、パスタソースで採用。
そういえばヴィーガン味覇ってのも最近売られるようになりました。
中華調味料「味覇」の広記商行、ビーガン仕様で客層拡大: 日本経済新聞
…順調っぽい。
ベジラーメンとか豆カレーとかその辺に期待。
今後の目標
決算説明資料p.16より。
2025年3月期に連結632億円、海外売上比率30%、営業利益率20%。
2030年3月期は国内売上500億円、海外売上500円の序章。
感想
原材料の高騰と国内のコロナで痛手。
国内は改善の兆しがあるけど、原材料の高騰については対応が難しい。って感じか。
原材料の相場が落ち着くまでは利益面で苦戦が続きそうだよね。
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