逆イールドとは何ぞや。
普通は短期金利が低くて、長期金利が高い。長期預金の方が金利が高いけどそんなイメージだと思う。
これが、将来不安等で長期債券の利回りが減少すると、長期と短期で利回りが逆転する場合があって、これを逆イールドと言うのね。
一般論として、逆イールドが発生するとリセッション(景気後退)に入る傾向にあると言われていて、過去の例からしてその傾向が高いと判断できるそうな。
だからその将来不安が連想されると株が売られる事になる。
その傾向通りに逆イールドになったら…すぐに景気後退になって、すぐに株安になるかと言えば、そうでもなくて、2年とか結構時間が経ってから景気後退入りする事もある感じ。
そして逆イールドから景気後退するまでの間に株価が大きく上昇するケースもある。
だから逆イールドになったからと言って、即株を売っちゃうとその後株価が上昇した際には指を咥えて取りこぼす事になるから注意。
株の売買のタイミングは分からないね~。むずかしぃ。
過去50年において、米国ではリセッションが起きる前には逆イールドが見られた。逆イールドが起きてリセッション入りしなかったのはたった1度だけだ。
アングル:景気後退を暗示「逆イールド」とは何か、12年ぶり発生より引用
逆イールドはリセッション入りする前に解消することが多い。
今の逆イールドの結果どうなるのか。これは分からない。神の味噌汁。
結局ね、過去の傾向言うても、過去50年で5回しか発生してない事例なのが問題ね。
統計も何も少なすぎる。
たまたまじゃないの?
そんな風に開き直るの普通の判断。
ま、一応どう転んでも良いように、準備はしておきましょうね。
例えばレバレッジを高めてリスクテイクをしているのなら、レバレッジを大きく引き下げるとか、自己のポジションのリスクテイク度合いを見直すのが良いでしょうな。
今度は違うのか?短期で終われば問題なし
逆イールド再来、今度は違うのか?より引用
短期で終わって問題なし。ってのならそれに越したことは無いわね。
因みに、景気後退が何時なのか?ってのは、偉い人が「リセッション(景気後退)入りました!」って言うから、経済ニュースを見聞きしてたらタイミングは分かると思う。
待っても待っても言わなかったら…景気は普通なんでしょう。
とりま
長期投資家としては過大なリスクを取らないようにして見守るのが精々かな。
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