スタバ株は1月に買え!を読んで

スタバ株は1月に買え!はイベント投資の本。

企業価値とか割高・割安とかテクニカル分析とか、そんなのとは違う着眼点で相場から利益を上げよう。
そんなヒントが書かれている本。

アマゾン:スタバ株は1月に買え!

信用評価損駅率とイベント投資

一般的には、この数値が▲50%を下回ってくると、かなり相場の雰囲気が悪くなります。また、▲15~▲20%まで下がると、相場低迷期に入ります。▲3~3.5%に近付くと、相場は高揚感にあふれてきます。
~中略~
普段、個人投資家が元気なときは、このような引け間際の株価上昇を狙って、個人投資家が大量に売りを浴びせてくるため、株価上昇が抑えこまれてしまうのですが、それがなくなったため、機関投資家の買いが一気に表に出てきたのです。

スタバ株は1月に買え!p.56-57

相場環境のいいときは、売りからはいるイベント投資はかなり難しいということになります。でも、相場が荒れて株価が下がり、個人投資家の懐具合が厳しくなったときは、それこそ一気に個人投資家は手持ちの株式を処分しようとするので、ここが売りのチャンスになります。

スタバ株は1月に買え!p.58

みんなが元気そうなときは、機関投資家の買いに対する先回り投資は避けた方が無難かもめ。
みんなが元気な時は競争が激しい。

不祥事

噂レベルのときには、個人投資家やヘッジファンドと思える売りで株価を大幅に下げました。この時点ではまだ動けなかった機関投資家も、その後、階差側が正式に認め始めてからは、不祥事を起こした企業の株式を保有できなといった内規に触れたり、保有している理由を出資者に説明できないといった事情で、将来的には株価が戻ると思っていても、とにかく売るしかなかったのです。

スタバ株は1月に買え!p.58-59

不祥事で株価が2段階で下げる事があれば、それはこういう背景って事かもめ。

押し目買い、月の前半で行う場合と、後半で行う場合でちょっと差が出るのです。そのときの運用成績を比較すると、だいたい月の前半に買ったものはマイナスになりやすく、月の後半に買ったものはプラスになりやすいという傾向が見られます。

スタバ株は1月に買え!p.135

日本株の検証期間は2004年1月1日~2013年12月31日までの10年間。
米株式市場でも同じとの事。
よし、買うのは月の下期にしよう。そうしよう。

TOPIXについて、「朝の寄り付きで買い、大引けで売る」日中パターンと、「大引けで買って、翌日の朝の寄り付きで売る」夜間パターンについて、それぞれ毎日繰り返した場合にどうなるかを調べました。
すると、日中パターンではどんどん損失が広がり、夜間パターンではどんどん利益が積み重なるのです。

スタバ株は1月に買え!p.140

ソニーやトヨタでも同じことがいえるとの事。
手数料を勘案してどれだけプラスになるのか分からないけど、とりま朝一に買うよりは引けに買った方が良い感じかな。

因みにこれに関しては昔、自分もブログの記事に書いていて、こっちではくりっく株365のヒストリカルデータ使って検証してるんだけどん。参考までに。
リンク:持ち越しトレーディングのエッジ

感想

個人的に興味深かったのはこの2つのポイント。

・買うなら月の前半より、月の後半。
・買うなら寄り付きより、引け。

積立投資家だったら引けに買うのは達成出来ているし、後は積み立てる日を月の後半に持っていくと小さな優位性がありそうだよね。

この本のタイトルにある1月に買う戦略。
自分は昔、著者の夕凪さんの講演を聞いたんですよね~。
それで家に帰ってから1月に買って3月に売る戦略をエクセルで検証してみた。
そしたら勝率の高い株は確かにあって、それで信用取引も入れて1月に買ったんですよ。
で、3月。そろそろ売り時かなぁ。と思って考えていたら、なんとびっくり大地震。
買った株は全部ストップ安。
全部損切。
これが2013年の話。

結果としては損切りしなかったら前戻ししたんだけど、こういう事もあるから注意されたし。
投資期間が長くなるほど不確実性も増す。

って事で、自分にとっては失敗談もあるんだけど、安いや高いや企業分析とは違う着眼点で書かれている本だから、投資家として視野を広げる良い本だと思うよ。

読みやすいし、色んな着眼点が書かれてあってオヌヌメ。

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